小学生中学生の皆さん。保護者の皆さん。長坂塾の長坂です。
前回に引き続き、偏差値を上げる方法をマンガドラゴン桜4巻より、引用していきます。
前回は、偏差値を上げるには、勉強の体力を上げること。そのためには、繰り返し問題を解いて基礎力をつけることって、言っていましたね。
今日は、もう一つ 人間は忘れる生き物なのだ ということです。
それを踏まえて勉強しようということです。
ドラゴン桜4巻にこんな説明があります。長いですがお付き合いください。
桜木先生:人間の脳をこの容器みたいなものだと考えてみよう。水を入れるために知識をためて容器をいっぱいにできると思うかもしれないが、それは大きな間違いだ。
教師C;え、間違い?それは、どうゆうこと?
桜木先生:では・・・なぜ覚えたはずの知識がたまっていかないのか?それは・・・ところどころに人間の脳には穴があいているからだ。
教師Ⅾ;穴?
桜木先生:この穴が開いているということをわかりやすく説明するために受験生が途中で伸び悩んだり挫折するパターンを見せよう。例えばこうだ
①よし勉強した!バッチリ覚えたぞ ②ところがテストでは あれ・・・くそ思い出せない なんで ちゃんとやったのに
③わああダメだあ ④俺って頭悪いんじゃ・・・これじゃいくら努力してもダだあ・・・
とまあ・・・このようにテスト本番で せっかく身に着けたはずの力が出せないと。
⑤自分は理解力がない・・・それは頭が悪いからだと思い込んでしまう ⑥そこで次こそ忘れないようにと頭に深く刻み込もうとして強引に詰め込む
⑦そして今度こそとテストに臨むがやはりところどころ取りこぼす。 ⑧点が思うように伸びない・・・自信を失う ⑨気力が失せて脱落する
教師Ⅾ:たしかに・・・私も何度もそうなりかけました
桜木先生:大半がそうだ。特にまじめな人ほど・・・
では なぜこういうパターンに陥りやすいのか。
人間の脳はこの容器のように穴だらけ。水も漏れるように知識も漏れる。・・・・人間が忘れるのは当たり前のこと。
・・・・・だから まず受験勉強を始める前は「忘れるのは当然」 こういう前提に立つことが大事 それを踏まえてまずリラックス
そしてどんどん知識を入れる。 すべてを覚えようと焦ってはいけない。
人間の頭はスポンジと一緒 目が細かければ細かいほど・・・水を一杯含ませることができる
頭が柔らかければ柔らかいほどよりたくさんの知識を頭の中に蓄えることができる
柔らかくするには余計なプレッシャーをかけない焦らないことが大事 そして頭を柔らかくするための絶対条件は〈基礎の反復〉 何度も繰り返して
基礎力がつけば想像力も増して応用力も付く
そうするとこのように穴はある程度ふさがれて〈目の細かいスポンジの脳〉になり知識は漏れにくくなる。
人は忘れる生き物です。後は、コツコツ努力あるのみです(*^^*)